俺たちの曳き回し練習12
マイホームタウン
すべて移ろう世界でも
君よ街よ変わっても
心が帰れる場所でいてくれ
そこにいてくれ
心帰れる永遠のマイホームタウン
(福山雅治 18〜eighteenより)
8月23日(月)八坂神社
そう今日の練習は俺たちのホームグラウンド八坂神社での初場所踏み。
顔馴染みの八坂連の皆さんに応援されて練習だ。
傾斜、長い縦引き、逃げ口の凸凹石。。。
前々から経験者の皆さんから危険な場所という忠告を受けていた八坂。
それぞれの注意する場所を確認しながらのスタート。
まずは、2セットやりながらの体感練習。
前評判通り、縦引きは傾斜がきつく膝にくる感じだ。
踊り場の敷石は過去のくんちで砥がれ、案外スムーズに回るのに驚いた。
初動さえついてしまえばグングン回る!!
上で回ったり、下で回ったり。。。
その度に逃げの角度が変化する。
傾斜や逃げ口の凸凹石の場所は相変わらずスリリングな感じ。
唯一前回と違うのは駐車場入り口のポールが立ったこと。
十分に7年前のVIDEOで予習したものの、実際には勝手が違うことが多い。
後からわかったことだが、長采の立ち位置でさえ、この八坂独特の解釈があった。
挨拶、打ち込み奉納までのセンターは『鳥居の真ん中』『長坂の手すり』が目印。
そして演技に入った時のセンターはそこから敷石2枚分右の鋲のある場所。
その心は、長采からみて左の観客席の設営される予定の場所が迫っているので、船回しはやや右寄りに回さなければセンターにならないとのことだった。
思いのほかスムーズに回る踊り場だけに、方向転換やスピードコントロールは反って難しい感じ。
回しに関して言えば、スピードが乗るので回し手としては結構テンションが上がる!!
『今年の根曳は熱くなりやすい奴が多かけんな〜』
と長采。。。
『そりゃ〜皮肉っすか???』
まあ熱いっちゃあ熱いけど、まだまだビビリですわ!!(苦笑)
反省会では、新演出(案)のブラッシュアップが中心の話題。
順番・囃子・乙姫のタイミングなどまだまだ未定の項目が盛りだくさん。
8月末までには『基本の演技』を確立して、9月からはひたすら精度を上げていく方針だとか。。。
激論はいつもより長い時間続いた。
バシッと回して、バシッと止めて!!
ど〜んと押して、ぐ〜んと曲げて!!
そんでもってドッシリ止めるんだ!!
ホームグラウンドの八坂で弾みをつけるぜ〜〜!!