竜宮船飾り付け

こんにちは!!
ジョニーです^^
今回は左舷1番のツッチーに書いてもらいました〜♪

思いのほか暑い秋晴れの日
天気が良いのはありがたいが、この気温で本番を迎えると。。。
庭先廻りが思いやられる!!

『今回は3日間日焼け止めつけよううかな。。。』
とドS軍師のミヤマ添根曳もポツリ。

9月30日(木)

待ちに待った舩の引取り日だ
これまでの練習で散々見てきたはずの「竜宮船」ではあるが、昨日の竜宮船は一段と輝いて見えた。
それもそのはず!
これまでは、大切に保管されていたとは言え、前回(7年前)の奉納後のまま
引き継がせて頂いた練習中の船が、今回の本番用にお色直しして出てきたのだ。
この時ばかりは、初めての根曳きも経験者も同じ様にトキメク瞬間なのだ。

お色直しされた竜宮船は、色艶素晴しく早くたくさんの方にご覧頂きたいと改めて感じました。

おなかの部分なんか「ラメ」が入ったので、太陽の光が当たると輝いて見えるし、「ライティングされても映えるな〜」
と暗がりでの見栄えにも満喫する一幕がありました。
この日は、引き取った竜宮船をもう一度自分達の手で奇麗に磨き上げ、外していた楽器や紐を取り付けていく作業の日であった。

ちなみに、この日は朝もトレーニングが行われていた。
内容はランニングしながら諏訪神社等の踊り場確認と言った内容であった

まずは楽器を磨き、取り付けていく。  

新しい楽器も改めて磨き、先日新兵器を駆使し造り上げた紐でしっかりと結び上げた。
それは、船を曳く紐も同様に新たなひもが取り付けられた。
「この位の硬さが良か!」「こん位がしっかり握れる」等、自分が持つ紐の準備段階になると競って紐の奪い合いに・・・(冗談です)

(サロン専用のツヤ出しスプレーでキューティクルもコーティング!!)
数時間前に引取った船を見た瞬間とは違った感覚が、この瞬間に感じてくる
この紐が・・・
この欄干の場所が・・・
自分の与えてもらった奉納の瞬間を迎えるエリアなのだ・・・と。
そのエリアを中心に、奉納の瞬間を迎えるイメージが高まってきた現れであろう
共にがんばってきた仲間と、表に出にくい部分から支えて頂いた先輩方や町の関係者様、もちろん自治会の皆様・・・様々な思いが奉納の瞬間に込められている。
そんな想いが過っていきながらも、平生を装い準備を進めていた。 
そんな想いはやったものにしかわからない感覚であり、その感覚が良い意味で中毒となり「くんちばか」と言った響きになるのかなーなどと思った。

準備も終わりに差し掛かった頃、竜宮船用に造られたカッパが出されてきた。
何せ7年前!、そして利用しなかったカッパです。どんな感じで取り付けるのか思い出せない
長采の本田さんと前長采のイチローさん、添根曳の三山さんが中心に話合っている。
思い出す時間、待っていた根曳きは、「よー覚えといて次回(7年後)は、お前達が仕切っていかんばとぞー」との言葉を噛み締めていた。 
今日の準備は整い、3日の庭見せ・4日の人数揃い、そして7日からのくんちを迎える準備は、着々と進んでいると実感


浜んまちアーケードを見上げると、くんち様の旗も靡いているが、店先ではポスターが、スタッフさんはくんちシャツを着てくれていたりと
町全体で盛り上げて頂いてる空間にいる事を喜びながら、酔い浸りながらそれぞれ家路に着いた