囃子練習開始!!
5月18日
平成22年度新根曳の結成式が行われ、いよいよ今年のくんちが本格始動した。
根曳のみんなにそれぞれ委嘱状が手渡された。
念のため説明しよう!!
根曳とは神様に奉納する竜宮舩を動かす役割のメンバーのこと。
船状の山車の場合、その『波』を表現する存在なのだ。
翌日の19日からは小屋入りに向けての囃子の練習が始まった!!
さらに説明しよう!!
小屋入りとは、演劇などでその準備期間会場に入る場合にも使われる言葉。
くんちにおいては、奉納踊りを出す踊り町が世話役や出演者が清祓いを受け、無事達成を祈願する行事のことを指す。
そしてこの日から練習に入るという節目的な意味合いもあるのだ。
子供時代囃子を経験した者、過去のくんち経験者、もちろん今年初めての者もいる中、練習は始まった。
伝統の打楽器で奏でる祭のリズム。
長崎にはこの音を聞くと心が熱くなるという皆さんも少なくないのだ。
まだ始まったばかりで、覚束ないながらも練習二日目にはそこそこ形になった。
6月1日の本番までほぼ毎日練習。
音が重なるにつれ、心も重なる。
重厚かつ疾走感のある竜宮囃子にご期待下さい!!